News

2025.06.05

AIソリューション開発のサイバーコア、岩手県内初の販売パートナー契約を 橋爪商事株式会社と締結。DXソリューションの拡販へ協業を開始

AIソリューション開発のサイバーコア、岩手県内初の販売パートナー契約を
橋爪商事株式会社と締結。DXソリューションの拡販へ協業を開始

 株式会社サイバーコア(本社:岩手県盛岡市 代表取締役:玉木 由浩、以降「サイバーコア」)は2025年4月、同じ岩手県内に本社を構える橋爪商事株式会社(本社:岩手県大船渡市 代表取締役社長:橋爪 博志、以降「橋爪商事」)と販売パートナー契約を締結し、橋爪商事が新設したDXソリューション部とともに、サイバーコアの持つAIソリューション技術を拡販すべく、協業を開始したことをお知らせいたします。

県内初のパートナーシップ:橋爪商事の顧客基盤と、サイバーコアの技術基盤を掛け算

 橋爪商事は1928年に創業し、建設資材や工業資材から工業薬品、事務用機器まで幅広い資材・物品を取り扱ってまいりました。このたび2024年4月より、地域のDXの推進を目的として、新たにDXソリューション部を創設しました。目まぐるしく変化する自然環境や、法規制、人手不足などの課題を抱える地域に対して、省力化・事業の変容を支えるためのデジタル技術の導入のご支援をさせていただきます。

 サイバーコアは「岩手県内の優秀な学生の受け皿になりたい」という思いのもと2007年に創業し、世界的なコンピュータビジョンカンファレンスCVPRで部門優勝を複数回飾るなど、AIソリューションを得意とするソリューションプロバイダです。創業以来、岩手県内の学生をインターンや新入社員として受け入れ続けており、この度の橋爪商事との協業を足がかりとして、岩手県内および近隣県の顧客へのソリューション拡販を目指します。

 2025年4月に両社が協業開始して以降、これまでに、既に製造業2社様に具体的なソリューションの導入検討をいただいており、高い評価をいただいております。

 両社の協業を通じて、省人化時代のAIソリューションを幅広くご紹介し、地域に貢献できる体制を構築してまいります。

◇橋爪商事株式会社 代表取締役 橋爪 博志 コメント

 地域が今後更に人口減少が進み、企業の人手不足が進むことは回避できない状況にあると認識し、早めに対策を打てるよう、当社自身のDXを進めるとともに、地域企業の皆様のお役に立てるよう、デジタル商材の発掘・評価、人材育成を進めて参りたいと思います。

◇株式会社サイバーコア 代表取締役 玉木 由浩 コメント

 橋爪商事様の地域に根差した顧客貢献精神と当社の先端技術により、お客様に寄り添い地域の課題解決、価値創出に取り組んでまいります。

◇橋爪商事株式会社について

 昭和3年創業、昭和26年設立の歴史ある総合商社です。創業の心として「信用は無形の資本」を掲げ、建設資材や工業用薬品を中心に、多岐にわたる商品を供給しています。取り扱い商品は、鉄鋼製品、土木製品、セメント、住宅資材、工業薬品、事務用機器など幅広く、建設業や関連産業を支える重要な役割を担っています。本社を岩手県大船渡市に置き、岩手県内だけでなく青森県、宮城県、秋田県にも事業を展開。より良い商品を必要な時に必要な場所へ提供することで、お客様のニーズに応え、信頼と満足を追求しています。地域密着型でありながら、グローバルな視点で未来を見据える企業です。

 橋爪商事株式会社
 本社:岩手県大船渡市大船渡町字砂森2-20
 URL:https://www.hasizme.co.jp/

◇株式会社サイバーコアについて

 2007年の創業以来、画像AI技術の開発に特化し鮮明化や軽量化などの独自技術を確立。セキュリティ、リテール、公共交通(鉄道等)、FA(ファクトリーオートメーション)、自動車など、様々な業界・分野で独自技術を納入してまいりました。CVPR*1で行われた2021年及び2022年のAI国際コンペティションで部門優勝、NIST*2が実施した顔認証技術のベンチマークテストでも2022年にカテゴリで世界9位、日本企業中1位、その他論文サイトでReID技術*3で世界1位にランクインするなど、その技術力の高さは世界的に認められております。またAIだけでなくHI(ハードウェア組み込み)技術およびSI(システム連携)技術をかけあわせた「使える」ソリューションをお届けするソリューションプロバイダです。電気興業株式会社(DKK)グループ。

 株式会社サイバーコア
 本社:岩手県盛岡市盛岡駅西通2-9-1 マリオス10F
 URL:https://www.cybercore.co.jp/jp/

 *1 コンピュータービジョンに関する世界最大級のカンファレンス
 *2 米国国立標準技術研究所
 *3 再認識(Re Identification)技術。異なるカメラや、一度画角から消失した同一の物体や人物を再認識する技術

2025.05.19

サイバーコアのエッジ人流解析ソリューションFlowEye®を用い、盛岡駅ビル「フェザン」における人流解析実証実験を実施いたしました。

電気興業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社⻑:近藤忠登史)と株式会社サイバーコア(本社:岩手県盛岡市、代表取締役:玉木由浩)は、盛岡ターミナルビル株式会社様ご協力のもと、盛岡駅ビル「フェザン」(以下、フェザン)にて、サイバーコアのエッジ人流解析ソリューション「FlowEye®」の実証実験を実施いたしました。

本実証実験では、商業施設においてエッジ人流解析ソリューションをマーケティングに活用する可能性を確認いたしました。

一般的な人流解析で実施する来店者傾向(時間帯別・属性別)の可視化に加え、サイバーコアが得意とするReID技術を用いたリピーター入店解析も実施。
解析はエッジAIカメラでリアルタイムに行うため、カメラの映像データを保存することなく、プライバシーに配慮した運用が可能です。
解析データは統計データのみ出力され、現場での迅速な意思決定を可能にする FlowEye® のリアルタイムダッシュボードをご提供いたしました。

FlowEyeダッシュボードサンプル

FlowEye® ダッシュボードサンプル抜粋(IT Week 2024)

また、商業施設の入り口にエッジAIカメラを設置のみで、複雑な配線や大規模工事を必要としないエッジAIカメラシステムの導入を実現しております。
今回の実証実験を踏まえ、当社はショッピングセンター・商業施設といったリテール分野を中心に、AI解析データの利活用を提案・推進してまいります。

※FlowEye®はサイバーコアの登録商標となります。

詳しくは、電気興業のプレスリリースをご覧ください:
https://denkikogyo.co.jp/11986/

2025.04.17

サイバーコアのBehaveEye®とReID技術を用い、JR駅構内における旅客流動調査実証実験を実施いたしました。

電気興業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社⻑:近藤忠登史)と株式会社サイバーコア(本社:岩手県盛岡市、代表取締役:玉木由浩)は、JR東日本盛岡支社様ご協力のもと、流動調査のDX化を目的として、AIによる映像解析技術を用いたJR駅構内における旅客の流動調査(以下、本調査)の実証実験を実施いたしました。

本調査では、駅構内に設置した5台のカメラ映像を活用し、サイバーコアの行動解析ソリューションであるBehaveEye®と、カメラをまたいだ人物再認識を行うReID技術を用いて、導線解析の技術検証を行いました。

本件は駅構内における乗客の入口(降車ホームや改札)と出口(乗車ホームや改札)の解析をすることで、混雑緩和や駅施設の最適化、利用者の安全性向上など、より快適な駅環境の実現を目指す取り組みですが、これには異なるカメラをまたいで同一人物の識別を行うReID技術が必須となります。

また、個人情報保護の観点からエッジデバイスによる解析ニーズも高く、この点でサイバーコアのBehaveEye®やHI(ハードウエア実装)技術が貢献できると考えております。

詳しくは、電気興業のプレスリリースをご覧ください:
https://denkikogyo.co.jp/11740/

2025.03.17

サイバーコアの自社プロダクトについて、日経新聞電子版および日経新聞朝刊(東北版)に掲載されました。

(3/18 14:00更新)

サイバーコアの自社製品について、3/17付けの日経新聞電子版、および3/18付けの日経新聞本紙朝刊(東北版)に掲載されました。

エッジ人流計測ソリューションFlowEye®
エッジ行動解析ソリューションBehaveEye®
Android顔認証打刻システムFaceEye®
ドライブレコーダーを用いた道路上情報収集ソリューションStreetEye®
それぞれを解説いただいています。

サイバーコア自社製品についてはこちらのページもご確認ください。

詳細は日経新聞リンクをご確認ください:
画像解析のサイバーコア、技術外販 消費行動や道路情報
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC101190Q5A310C2000000/

2025.03.12

3月10日付 日刊工業新聞に、JVCケンウッド様とドライブレコーダーエッジAIの協業記事が掲載されました。

2025年3月10日付 日刊工業新聞に、JVCケンウッド様とドライブレコーダーエッジAIの協業記事が掲載されました。
JVCケンウッドの通信型ドライブレコーダーに、サイバーコアのエッジAIを掛け合わせたソリューションについて解説されています。

詳しくは日刊工業新聞記事へ:
JVCケンウッド、ドラレコにAI 新たな活用場面を模索
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00742409

2025.01.21

1月21日(火)日経新聞版に、小田急電鉄様とのお取り組みが紹介されました。

2025年1月21日(火)日経新聞朝刊および電子版において、小田急電鉄様とのお取り組みが紹介されました。

小田急線新百合ヶ丘駅における駅ホーム上の危険検知の実証実験に関する記事となっております。
サイバーコアは、「人類のくらしを豊かにする」ソリューションの開発をこれからも続けてまいります。

鉄道安全対策に「AIの目」 首都圏各社、人員減に備え
駅ホームの危険検知/遮断機下りた踏切で
https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&ng=DGKKZO86174980Q5A120C2L83000&scode=9007&ba=1/

2025.01.15

「AUTOMOTIVE WORLD 2025」 JVCケンウッドブースにて、通信型ドライブレコーダーを用いた サイバーコアのエッジAIソリューションを展示

株式会社サイバーコア(本社:岩手県盛岡市 社長:玉木 由浩)は、2025年1月22日(水)から24日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「AUTOMOTIVE WORLD 2025」内の「第17回[国際]カーエレクトロニクス技術展」に出展される株式会社JVCケンウッドブースにおいて、エッジAIソリューションの展示を実施いたします。

通信型ドライブレコーダーのエッジAIカメラとしての活用

JVCケンウッドブースにおいては、サイバーコア独自のAI軽量化技術を用いたエッジAIソリューションを展示いたします。通信型ドライブレコーダー上で動作する軽量AIアプリケーションが、さまざまな用途におけるソリューションを可能にします。

1)ドライブレコーダーの映像・画像データのプライバシー保護
エッジAI技術を用いて、通信型ドライブレコーダーの映像に映る歩行者や車両の個人情報にマスキング処理を施し、サーバーへ送信する取り組みを紹介します。プライバシー保護に配慮した映像・画像データが送信できるため、ビッグデータへの活用がスムーズに進められることが期待できます。

2)人流検知により、ビジネス課題解決に貢献
ドライブレコーダーに搭載されたエッジAIが、リアルタイムに人流検知を行い、映像データを端末側で分析・集約したうえでサーバーに送信するソリューションを紹介します。店舗や工場、物流拠点などでの混雑状況の検知を通じ、ビジネス課題解決への貢献を目指します。

■ 「AUTOMOTIVE WORLD 2025」の概要
開催時期 :1月22日(水)~24日(金)
主催 :RX Japan株式会社
会場 :東京ビッグサイト
公式URL :https://www.automotiveworld.jp/tokyo/ja-jp.html

株式会社JVCケンウッド 関連ニュースリリース:
https://www.jvckenwood.com/jp/press/2025/0115-01.html

2025.01.14

JR東日本スタートアップ株式会社主催の課題先行型マッチングイベント 「STARTUP ON DEMAND#1」において、サイバーコアが採択

JR東日本スタートアップ株式会社主催の課題先行型マッチングイベント
「STARTUP ON DEMAND#1」において、サイバーコアが採択されました。

JR東日本スタートアップ株式会社(代表取締役社長:柴田裕、以下「JR東日本スタートアップ」、以下、当社)が主催し、JR東日本グループ各社が抱える課題をメールマガジン等で配信、優れたアイディアや技術を持つスタートアップ企業と繋ぐ課題先行型マッチング企画「STARTUP ON DEMAND#1」(2024年10月23日〜11月13日開催)において、選考の結果、サイバーコアがパートナー企業として採択されましたので、お知らせいたします。

今後、JR東日本スタートアップと協働で、スタートアッププログラムや技術開発等のスキームの中で実証実験等を行っていく予定です。

「STARTUP ON DEMAND」とは
JR東日本グループ各社が抱える課題をメールマガジンや当社ホームページ上で発信し、その課題解決に繋がる優れたアイディアや技術を持つスタートアップ企業とJR東日本グループ各社を繋ぐ課題先行型マッチング企画です。当社はこれまで「STARTUP PITCH」としてJR東日本グループの抱える課題を配信するオンラインイベントを計10回開催し、多くのスタートアップ企業と事業部門の事業共創を実現してきました。「STARTUP ON DEMAND」はJR東日本グループ各社の課題の先行提示というSTARTUP PITCHのコンセプトは継承しつつ、メールマガジン等の媒体で配信する企画です。

詳しくは、JR東日本スタートアッププレスリリースをご確認ください:

https://jrestartup.co.jp/news/2025/01/124455/

2024.10.11

「Japan IT Week 秋 2024」出展のご案内

株式会社サイバーコア(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:玉木由浩、以降「サイバーコア」)は、2024年10月23日(水)~25日(金)に幕張メッセで開催される「Japan IT Week 秋 2024」に、当社のグループ親会社である電気興業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:近藤忠登史、以降「DKK」)と共同出展いたします。

 Japan IT Week 秋 2024は「ソフトウェア&アプリ開発 展」「IoT・エッジコンピューティング EXPO」「情報セキュリティ EXPO」「データセンター EXPO」の4つの展示会で構成されている、日本最大のシステム開発・保守・運用に関する展示会です。

DKKグループの出展内容
 DKKグループのブースでは 、サイバーコアの画像解析AIソリューションを主軸として、DKKグループが注力する「ソリューション事業」をご紹介いたします。港湾DX事例、自治体で導入された人流・交通量分析ソリューション、Android上で動作する各種AIソリューション、製造業や小売業における行動解析エッジソリューション、骨格分析技術を用いた転倒検知システム、サーマルカメラの展示と実演、ならびにこれら稼働中システムへのリモート接続展示を行います。

実演展示例
・自治体向け AI人流・交通分析(ダッシュボード展示)
・環境ポリゴン化ソフト(実演) 
・サーマルカメラリモートソリューション(実機展示、PR映像)
・FlowEye™ 人流分析ソリューション(ドライブレコーダー版、Android版)
・BehaveEye™ 行動分析ソリューション(ダッシュボード展示)
・FaceEye™ 顔認証打刻システム(Androidアプリ&WEBアプリ 実機展示)
・骨格検知(転倒検知デモ実演)

※展示内容は予告なく変更する場合がございます。

展示会の詳細については別紙をご参照ください。

「Japan IT Week 秋 2024」出展概要
出展: Japan IT Week 秋 2024 / IoT・エッジコンピューティングEXPO
開催日:2024年10月23日(水)~10月25日(金)10:00~18:00(25日のみ17:00まで)
会場:幕張メッセ 1-8ホール(当社ブース位置:展示ホール3 A11-14)
主催:RX Japan株式会社
参加費:無料(事前登録制)
公式サイト:https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp.html

2024.09.09

画像解析AIによる図書館蔵書管理システム「KoKoBo(ココボ)システム」搭載ロボットを岩手県平泉町の受託運営図書館に導入、お披露目会を実施いたしました。

シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社と開発した、画像解析AIによる図書館蔵書管理システム「KoKoBo(ココボ)システム」を搭載したDX業務ロボットを、受託運営する岩手県平泉町の複合施設「平泉町学習交流施設 エピカ」内の図書館に導入することについて、2024年9月7日(土)、お披露目会を実施いたしました。

詳細につきましては、シダックス大新東ヒューマンサービス様のプレスリリースをご確認ください:

画像解析AIによる図書館蔵書管理システム
KoKoBo(ココボ)システム」搭載ロボットを
岩手県平泉町の受託運営図書館に導入

https://www.shidax.co.jp/corporate/press-release/2024/0909/

岩手日報電子版記事はこちら