News

2025.06.26

ReID(再認識、マルチカメラトラッキング)技術についてのページを開設しました

サイバーコアのReID(再認識)技術についてのページを開設しました。

ReID技術は、マルチカメラトラッキング、カメラまたぎ追跡とも呼ばれ、サイバーコアは論文評価サイト「Papers with Code」で車両ReID、人物ReIDともにランキングNo.1の実績があるほか、
BehaveEye®や交通インフラ関連システムにおいてReID技術の社会実装を進めております。

ReID(再認識)技術ページはこちら。

2025.06.18

StreetEye®を用いた道路損傷データの自動収集実証が、 盛岡市デジタル技術実証実験対象事業に採択されました

StreetEye®を用いた道路損傷データの自動収集実証が、
盛岡市デジタル技術実証実験対象事業に採択されました

◆盛岡市デジタル技術実証実験事業とは

盛岡市区域内に主たる事業所を有する情報サービス業、インターネット附随サービス業又は製造業を主たる事業として行う者若しくは当該事業者を主たる構成員とする事業者団体(以下「グループ」という。)が、市の区域内においてデジタル技術を活用した実証実験事業を行う場合に要する経費を補助することにより、デジタル技術活用の早期の社会実装につなげるとともに、当該実証実験を周知し盛岡地域における活発なデジタル技術活用を周知することを目的しています。

◆StreetEye®を活用した事業内容

本実証実験では、サイバーコアのエッジAIアプリ「StreetEye®」をインストールしたAIドライブレコーダーを公共車両に搭載し、道路損傷の自動検出と可視化に取り組みます。ごみ収集車や道路パトロール車などの公共車両が日常業務で市内を走行する中で、路面の亀裂や穴をエッジAIが自動検知し、損傷箇所をマップ化します。これにより、従来の目視点検に比べて、効率化・高精度化・継続的なデータ更新が可能となり、道路補修箇所の選定に有用なソリューション提供を目的としています。専用車両や大規模設備を必要とせず導入できるインフラ点検手法として、「StreetEye®」の早期の社会実装に向けた実用性を検証します。

2025.06.09

サイバーコア、NVIDIA Connect Programに加盟 エッジAIソリューションにおけるイノベーションをさらに加速へ

サイバーコア、NVIDIA Connect Programに加盟
エッジAIソリューションにおけるイノベーションをさらに加速へ

 このたび、株式会社サイバーコアは、世界中の先進的なソフトウェアプロバイダーが集う NVIDIA Connect Program に正式に加盟いたしました。

 本プログラムへの加盟を通じて、サイバーコアはNVIDIAの最先端開発ツール、技術支援、マーケティングリソースにアクセスできるようになり、コンピュータビジョン、ロボティクス、生成AIなど、さまざまな分野でのAIソリューション開発を加速させていきます。

 この協業は、現実世界の課題を解決する高性能かつスケーラブルなAIシステムを提供するというサイバーコアの使命をさらに前進させる重要な一歩です。サイバーコアはお客様が「使える」ためのソリューション提供技術研鑽を続けてまいります。

◇NVIDIA Connect Programとは

 NVIDIA Connect Program は、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)、スタートアップ、AIソリューションプロバイダーを対象とした、グローバルな支援プログラムです。NVIDIAの最新ツールやSDK、トレーニングへの早期アクセス、さらにはハードウェアの優遇価格などを提供し、製品開発とイノベーションの加速を目的としています。

◇サイバーコア AI開発部マネージャー NGUYEN QUOC TRINHコメント:

 NVIDIA Connect Programに加盟したことは、サイバーコアの開発チームにとって大きな前進です。NVIDIAの最新AIフレームワーク、エッジコンピューティングプラットフォーム、そして技術的専門知識に早期アクセスできることで、高性能かつスケーラブルなAIソリューションの構築が可能になります。この連携により、開発サイクルの最適化、革新的な技術の加速、そしてスマートシティ、医療、製造業など幅広い分野に実社会でのインパクトを提供する力が強化されます。

2025.06.06

サイバーコア、アドバンテックブースにて「画像認識 AI EXPO 2025」に共同出展 ―行動解析ソリューションBehaveEye®とRe-ID技術をライブ展示―

サイバーコア、アドバンテックブースにて「画像認識 AI EXPO 2025」に共同出展
―行動解析ソリューションBehaveEye®とRe-ID技術をライブ展示―

 株式会社サイバーコア(本社:岩手県盛岡市、代表取締役:玉木 由浩、以下「サイバーコア」)は、2025年6月11日(水)~13日(金)に幕張メッセで開催される「画像認識 AI EXPO 2025(Vision AI Expo 2025)」において、アドバンテック株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:吉永和良、以下「アドバンテック」)のブースに、サイバーコアのリアルタイム行動検知AIソリューション「BehaveEye®」と人物再識別(以下「Re-ID」)技術を組み合わせたエッジAIソリューションをライブ展示いたします。

◇行動検知ソリューションBehaveEye®と人物再識別(Re-ID)解析をライブデモ

 両社はハードウェアメーカーとAIソリューションベンダーとしての強みを融合し、アドバンテックのエッジAIデバイスに実装したサイバーコアのBehaveEye®で会場に設置した複数のIPカメラ映像をリアルタイム解析し、展示ブース内エリアごとの通行人数、滞在人数、滞在順序、滞留時間、ヒートマップなどの行動データをリアルタイム表示いたします。

 BehaveEye®の詳細な行動解析機能に加え、サイバーコアが得意とするRe-ID技術により、異なるカメラをまたいだ人物トラッキング(クロスカメラトラッキング)も可能となっております。また、リアルタイムのエッジ処理を行うことで個人情報に配慮が可能です。

 BehaveEye®+ReID ユースケース例:
 1 交通・鉄道 駅構内人流調査(OD調査)
 2 小売・不動産 建物内人流調査、店舗内行動解析
 3 製造業・物流 工場や倉庫内での作業解析

◇画像認識 AI EXPO (Vision AI Expo 2025) 共同出展概要
 会期:2025 年6月11日(水)–13日(金)10:00–18:00(最終日17:00終了)
 会場:幕張メッセ 展示ホール 4–8
 ブース:アドバンテックブース(ホール8 内/小間番号 8G22※)
 入場方法:画像認識AI Expo 2025 公式サイトからの事前登録で無料 (当日登録可)  
 ※小間番号は6月6日時点

◇株式会社サイバーコア 代表取締役 玉木 由浩より
 BehaveEye®とRe-ID技術は、交通・小売・製造など、幅広い現場での実績が増えています。アドバンテック様との協業により、より多くのお客様へ“すぐに使えるAI”を届けたいと考えています。

関連リンク:

Advantech プレスリリース
https://www.advantech.com/ja-jp/resources/news/vision-ai-expo-2025

2025.06.05

AIソリューション開発のサイバーコア、岩手県内初の販売パートナー契約を 橋爪商事株式会社と締結。DXソリューションの拡販へ協業を開始

AIソリューション開発のサイバーコア、岩手県内初の販売パートナー契約を
橋爪商事株式会社と締結。DXソリューションの拡販へ協業を開始

 株式会社サイバーコア(本社:岩手県盛岡市 代表取締役:玉木 由浩、以降「サイバーコア」)は2025年4月、同じ岩手県内に本社を構える橋爪商事株式会社(本社:岩手県大船渡市 代表取締役社長:橋爪 博志、以降「橋爪商事」)と販売パートナー契約を締結し、橋爪商事が新設したDXソリューション部とともに、サイバーコアの持つAIソリューション技術を拡販すべく、協業を開始したことをお知らせいたします。

県内初のパートナーシップ:橋爪商事の顧客基盤と、サイバーコアの技術基盤を掛け算

 橋爪商事は1928年に創業し、建設資材や工業資材から工業薬品、事務用機器まで幅広い資材・物品を取り扱ってまいりました。このたび2024年4月より、地域のDXの推進を目的として、新たにDXソリューション部を創設しました。目まぐるしく変化する自然環境や、法規制、人手不足などの課題を抱える地域に対して、省力化・事業の変容を支えるためのデジタル技術の導入のご支援をさせていただきます。

 サイバーコアは「岩手県内の優秀な学生の受け皿になりたい」という思いのもと2007年に創業し、世界的なコンピュータビジョンカンファレンスCVPRで部門優勝を複数回飾るなど、AIソリューションを得意とするソリューションプロバイダです。創業以来、岩手県内の学生をインターンや新入社員として受け入れ続けており、この度の橋爪商事との協業を足がかりとして、岩手県内および近隣県の顧客へのソリューション拡販を目指します。

 2025年4月に両社が協業開始して以降、これまでに、既に製造業2社様に具体的なソリューションの導入検討をいただいており、高い評価をいただいております。

 両社の協業を通じて、省人化時代のAIソリューションを幅広くご紹介し、地域に貢献できる体制を構築してまいります。

◇橋爪商事株式会社 代表取締役 橋爪 博志 コメント

 地域が今後更に人口減少が進み、企業の人手不足が進むことは回避できない状況にあると認識し、早めに対策を打てるよう、当社自身のDXを進めるとともに、地域企業の皆様のお役に立てるよう、デジタル商材の発掘・評価、人材育成を進めて参りたいと思います。

◇株式会社サイバーコア 代表取締役 玉木 由浩 コメント

 橋爪商事様の地域に根差した顧客貢献精神と当社の先端技術により、お客様に寄り添い地域の課題解決、価値創出に取り組んでまいります。

◇橋爪商事株式会社について

 昭和3年創業、昭和26年設立の歴史ある総合商社です。創業の心として「信用は無形の資本」を掲げ、建設資材や工業用薬品を中心に、多岐にわたる商品を供給しています。取り扱い商品は、鉄鋼製品、土木製品、セメント、住宅資材、工業薬品、事務用機器など幅広く、建設業や関連産業を支える重要な役割を担っています。本社を岩手県大船渡市に置き、岩手県内だけでなく青森県、宮城県、秋田県にも事業を展開。より良い商品を必要な時に必要な場所へ提供することで、お客様のニーズに応え、信頼と満足を追求しています。地域密着型でありながら、グローバルな視点で未来を見据える企業です。

 橋爪商事株式会社
 本社:岩手県大船渡市大船渡町字砂森2-20
 URL:https://www.hasizme.co.jp/

◇株式会社サイバーコアについて

 2007年の創業以来、画像AI技術の開発に特化し鮮明化や軽量化などの独自技術を確立。セキュリティ、リテール、公共交通(鉄道等)、FA(ファクトリーオートメーション)、自動車など、様々な業界・分野で独自技術を納入してまいりました。CVPR*1で行われた2021年及び2022年のAI国際コンペティションで部門優勝、NIST*2が実施した顔認証技術のベンチマークテストでも2022年にカテゴリで世界9位、日本企業中1位、その他論文サイトでReID技術*3で世界1位にランクインするなど、その技術力の高さは世界的に認められております。またAIだけでなくHI(ハードウェア組み込み)技術およびSI(システム連携)技術をかけあわせた「使える」ソリューションをお届けするソリューションプロバイダです。電気興業株式会社(DKK)グループ。

 株式会社サイバーコア
 本社:岩手県盛岡市盛岡駅西通2-9-1 マリオス10F
 URL:https://www.cybercore.co.jp/jp/

 *1 コンピュータービジョンに関する世界最大級のカンファレンス
 *2 米国国立標準技術研究所
 *3 再認識(Re Identification)技術。異なるカメラや、一度画角から消失した同一の物体や人物を再認識する技術

2025.05.19

サイバーコアのエッジ人流解析ソリューションFlowEye®を用い、盛岡駅ビル「フェザン」における人流解析実証実験を実施いたしました。

電気興業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社⻑:近藤忠登史)と株式会社サイバーコア(本社:岩手県盛岡市、代表取締役:玉木由浩)は、盛岡ターミナルビル株式会社様ご協力のもと、盛岡駅ビル「フェザン」(以下、フェザン)にて、サイバーコアのエッジ人流解析ソリューション「FlowEye®」の実証実験を実施いたしました。

本実証実験では、商業施設においてエッジ人流解析ソリューションをマーケティングに活用する可能性を確認いたしました。

一般的な人流解析で実施する来店者傾向(時間帯別・属性別)の可視化に加え、サイバーコアが得意とするReID技術を用いたリピーター入店解析も実施。
解析はエッジAIカメラでリアルタイムに行うため、カメラの映像データを保存することなく、プライバシーに配慮した運用が可能です。
解析データは統計データのみ出力され、現場での迅速な意思決定を可能にする FlowEye® のリアルタイムダッシュボードをご提供いたしました。

FlowEyeダッシュボードサンプル

FlowEye® ダッシュボードサンプル抜粋(IT Week 2024)

また、商業施設の入り口にエッジAIカメラを設置のみで、複雑な配線や大規模工事を必要としないエッジAIカメラシステムの導入を実現しております。
今回の実証実験を踏まえ、当社はショッピングセンター・商業施設といったリテール分野を中心に、AI解析データの利活用を提案・推進してまいります。

※FlowEye®はサイバーコアの登録商標となります。

詳しくは、電気興業のプレスリリースをご覧ください:
https://denkikogyo.co.jp/11986/

2025.04.17

サイバーコアのBehaveEye®とReID技術を用い、JR駅構内における旅客流動調査実証実験を実施いたしました。

電気興業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社⻑:近藤忠登史)と株式会社サイバーコア(本社:岩手県盛岡市、代表取締役:玉木由浩)は、JR東日本盛岡支社様ご協力のもと、流動調査のDX化を目的として、AIによる映像解析技術を用いたJR駅構内における旅客の流動調査(以下、本調査)の実証実験を実施いたしました。

本調査では、駅構内に設置した5台のカメラ映像を活用し、サイバーコアの行動解析ソリューションであるBehaveEye®と、カメラをまたいだ人物再認識を行うReID技術を用いて、導線解析の技術検証を行いました。

本件は駅構内における乗客の入口(降車ホームや改札)と出口(乗車ホームや改札)の解析をすることで、混雑緩和や駅施設の最適化、利用者の安全性向上など、より快適な駅環境の実現を目指す取り組みですが、これには異なるカメラをまたいで同一人物の識別を行うReID技術が必須となります。

また、個人情報保護の観点からエッジデバイスによる解析ニーズも高く、この点でサイバーコアのBehaveEye®やHI(ハードウエア実装)技術が貢献できると考えております。

詳しくは、電気興業のプレスリリースをご覧ください:
https://denkikogyo.co.jp/11740/

2025.03.17

サイバーコアの自社プロダクトについて、日経新聞電子版および日経新聞朝刊(東北版)に掲載されました。

(3/18 14:00更新)

サイバーコアの自社製品について、3/17付けの日経新聞電子版、および3/18付けの日経新聞本紙朝刊(東北版)に掲載されました。

エッジ人流計測ソリューションFlowEye®
エッジ行動解析ソリューションBehaveEye®
Android顔認証打刻システムFaceEye®
ドライブレコーダーを用いた道路上情報収集ソリューションStreetEye®
それぞれを解説いただいています。

サイバーコア自社製品についてはこちらのページもご確認ください。

詳細は日経新聞リンクをご確認ください:
画像解析のサイバーコア、技術外販 消費行動や道路情報
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC101190Q5A310C2000000/

2025.03.12

3月10日付 日刊工業新聞に、JVCケンウッド様とドライブレコーダーエッジAIの協業記事が掲載されました。

2025年3月10日付 日刊工業新聞に、JVCケンウッド様とドライブレコーダーエッジAIの協業記事が掲載されました。
JVCケンウッドの通信型ドライブレコーダーに、サイバーコアのエッジAIを掛け合わせたソリューションについて解説されています。

詳しくは日刊工業新聞記事へ:
JVCケンウッド、ドラレコにAI 新たな活用場面を模索
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00742409